964RS

ポルシェ911のなかで964RSは73カレラRSに
一番近いモデルだと思います。

徹底した軽量化と、足回りの強化、エンジンやクラッチなどの見直し、
とにかく走りだけにこだわったチューニングは潔くてとてもよいと思います。

もちろんエアコンやオーディオなどを省いて、
ドアのインナーパネルも一枚の板状のもので、

ドアの開閉でさえ、赤いバンド状のものを引っ張る
といった感じで、快適なクルマを好む人には

とても耐えられないような、内装や装備になっています。

後席ははずしてあって、簡素なカーペットが張ってあって、
2シーターモデルとして登録してあります。

軽量化は、ボンネットがアルミに交換されていたり
ガラスの厚みまで薄くしてあり、
シートもリクライニングの無い、レカロのバケットシートにしてあり、

アンダーコートなども省かれていて、軽量化は徹底しています。

ポルシェ911はこの964以降もRSを発表していますが、
これほど軽量化にはこだわっていません。

ポルシェ911のスパルタンなレンシュポルトモデルは
このポルシェ964カレラ2RSが最後かもしれません。

今のポルシェは、そういった意味では
若干、世論に媚びているようにも感じます。